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CoinsDo月次クリプトラウンドアップ:2026年2月
2026年2月は、極度の地政学的緊張と、米国の規制調整における画期的な転換によって特徴づけられた月でした。業界が「Project Crypto」の始動を通じて構造的な成熟へと向かう一方で、中東での軍事衝突の急激なエスカレートが、デジタル資産からの急激な「リスク回避」を引き起こしました。
市場パフォーマンス
今月は前半と後半で明暗が分かれる月でした。クリプト市場は安定したスタートを切りましたが、米国とイランの対立が激化する最終週に急落しました。
2月28日の暴落:月の最終日、Bitcoinは米国とイスラエルによるイランのインフラへの共同空爆の報道を受け、月間安値の63,255ドルまで急落しました。
アルトコインの下落:SolanaやXRPといったハイベータ資産は不釣り合いな損失を被り、XRPは単一セッションで10%近く下落しました。24時間で業界全体にわたり5億1,700万ドル超のロスカットが発生したためです。
イラン紛争:クリプトインフラへの影響
公然たる敵対行動の勃発(Operation Epic Furyと呼ばれる作戦)は、クリプトエコシステムにとって独特の「ストレステスト」となりました。
マクロ相関:イランがホルムズ海峡の封鎖を示唆すると原油価格が急騰し、インフレ懸念が再燃してクリプトが安全資産ではなくハイリスクのテック資産として取引される事態となりました。
マイニングと運用:地域の混乱にもかかわらず、世界のBitcoinマイニング難易度は安定を維持し、Crypto Blockchain Industries (CBI)のような企業はボラティリティの中でも運用利回りを維持したと報告しました。
セキュリティとレジリエンス:ブリッジとオラクルの侵害
「メガハック」の勢いは鈍りましたが、2月にはDeFiインフラを狙った高度な攻撃が発生しました。
YieldBlox(1,020万ドル):USTRY/USDC貸出プールを標的とした価格オラクル操作攻撃によって侵害されました。
IoTeX(880万ドル):クロスチェーンブリッジioTubeの秘密鍵の侵害が発生し、不正なトークン鋳造につながりました。
CrossCurve(300万ドル):複数チェーンにわたって資金を流出させられました。原因は「ReceiverAxelar」コントラクトの脆弱性
2月から浮かび上がった主要テーマ
1. 規制の「平和条約」(Project Crypto)
2026年1月30日、SECとCFTCはProject Cryptoを正式に始動させました。連邦レベルの監督を調和させ、長年続いた所管を巡る対立に終止符を打つことを目指す共同イニシアチブです。SECのPaul Atkins委員長とCFTCのMichael Selig委員長は、重複するコンプライアンスを減らすには統一されたトークン分類が必要だと強調しました。
2. トークン化の転換点
現実世界資産(RWA)は今月、金融の中核アーキテクチャへと進出しました。トークン化RWAの預かり残高は300億ドルを突破し、BlackRockやFranklin Templetonといった機関が、トークン化国債やマネーマーケットファンドで先頭に立っています。
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3. 戦略的国家準備金
押収資産を基に設立された米国の戦略的Bitcoin準備金(SBR)は、推定325,437 BTCを保有しており、2月上旬時点での価値は約256億ドルです。これにより世界の議論は、政府がクリプトを保有すべきかどうかから、こうした国家準備金をどう管理するかへと移りました。
今後の展望
3月に向けて、業界が注目しているのは、現在、上院銀行委員会で停滞しているCLARITY Actが勢いを取り戻せるかどうかです。地政学環境が急速に変化する中、焦点は引き続きTradFiとデジタル資産の融合に置かれています。



